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*魂の殺人*★事件の背景に壮絶な生い立ち「暗闇に取り残された少年・・・・」

魂の殺人 新装版/新曜社



¥3,024

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内容(「BOOK」データベースより)
良い親や立派な教師が、しつけと教育の名の下に子どもを殴り傷つけ、人間性を破壊し、
支配欲を満たしてきた。そしてある日、凄惨な事件が発覚して世は騒然とする―
独裁者の子ども時代を暴き、子どもの権利と尊厳を説く。時を超えて読み継がれる、驚愕と赦しのストーリー。


作者のアリス・ミラーは★
ヒットラーの悲惨な子ども時代の描写を描き、、ナチイズムとの関連が話題でした。

ナチズムが子供への暴力の一つの表現であると考え、ヒトラーの世代が子供だったころ、
シュレーバー教育に代表される非常に厳格で暴力的な教育方法がドイツに広がっており、
子供たちは家庭でも学校でも激しい暴力に晒されていた。
ヒトラーも父親から日常的な殴打を受けて育っており、彼の政策は自分が受けた暴力を、
全人類に対して「やり返す」性質のものであり、ドイツの多くの国民も、そのような政策を
自分自身の衝動に一致していると感じて、支持したのではないか、としている。


虐待した親の言い訳は*しつけ*
ヒットラーも裕福な家庭でしたが父親のすさまじい虐待で育ちました、父親と年の離れた母親も
彼を守ることはできませんでした。彼は母親をとても愛してたようですが。

もしかして虐待されてなかったら、あの独裁者としてのヒットラーは生まれなかったかもしれません。
画家としての人生があった可能性も・・・・
アドルフ・ヒトラーが描いた絵画 画像ギャラリー★

大人に依存してしか生きられない子供達の"魂"は、他者に向かうか、自分自身に向かう
しか大概の人はてだてはありません。

しかも虐待された子は自分自身の存在を守るためより母親を求めます。

この祖父母を殺害するまで追い詰められた彼と母の絆を結んだのはお金でした。
何ともいえない事件で、まるで彼の心をカルト宗教のように操った母親・・・・・

1審が否定した母親=強盗罪などで有罪確定=の殺害指示は「あった」と認めたが、
量刑判断は見直さなかった


小学校4年までしか行くことができず、実母と義理の父親に虐待されつ続けた少年・・・

「少年は母親に心理的にコントロールされ、逆らえない状況に追い込まれた」。
少年は実母から繰り返し「お前は働けないんだから金を借りてこい」と命じられ、
「家族の役に立てない自分が悪い」と自分を追い込んでいた。

また、実母は、少年が親しくしようとする知人や親類らの悪口を吹き込んで不信感を抱かせ、
家族以外と関わる機会を奪っていた。

黒田氏は「少年は母親以外を信じられない心理状態に至っていた>毎日新聞より★

こちらは少年の手記も紹介しています。




TBSニュースサイト★祖父母殺害、少年が拘置所で告白 公園暮らし、壮絶な生い立ちから★

去年3月、埼玉県川口市で祖父母を殺害して現金を奪った当時17歳の少年の控訴審判決が、
4日に言い渡されます。事件の背景に、母親が育児放棄し、公園での生活
を強いられるなど、少年の壮絶な生い立ちがあったことが浮かび上がってきました。

 横浜市内の公園。4年前、少年は母と幼い妹と一緒にここで暮らしていました。
今、少年は東京拘置所にいます。接見室で祖父母を殺害した当時の心境を語り始めました。

 「やるしかないって、どうやって生活するんだって、正当化してました」

 両親は幼い頃に離婚し、10歳までは、埼玉県のアパートなどで暮らしました。
しかし、母親は・・・

 「お母さんは夜中に帰ってくる。派手な格好して」(近所の人)
 「(カーテンの)隙間から外眺めていて、暗いところで、お母さんいないんだなと思った」(近所の人)

 水商売をしていた母親は、少年にひどい言葉を浴びせた上、1か月間、
帰らないこともあったといいます。それでも母親は、少年にとってかけがえのない存在でした。

 「気持ち悪い、近寄らないでと言われても、母が目に入る場所にいないと不安だった。
幼いころ、母がサッカーの相手をしてくれたのが一番良い思い出です」(少年の手記)

 やがて母親はホストだという男性と再婚。2人は定職に就かず、
一家はアパートを出ます。

金があるときはラブホテルに泊まり、なくなると公園で野宿。
そんな中、母は少年にとって妹となる赤ちゃんを産み、少年は学校にも通わず、
必死に育てたといいます。

 「生きているのがただただ辛い。何も見えない、全く消えない闇の中にいた」(少年の手記)

 少年は祖父母や親戚に借金をして回りました。“殺してでも借りてこい
”母親から、そう命じられていたといいます。

 14歳のとき、少年はついに助けを求めます。
自ら役所に生活保護を求めたのです。一家は簡易宿泊所に落ちつき、
児童相談所が支援して、少年はフリースクールにも通い始めました。

 「(友達と)交わりたいなという気持ちがよく分かった。
普通の暮らしをしてさえいれば、恐らく学校に戻れて集団の中でも活発な子でいられた」
(フリースクールの責任者)

 しかし、普通の暮らしは叶いませんでした。
2か月後、母親が「鳥籠の生活は嫌だ」と宿泊所を引き払ってしまったのです。
役所や児童相談所は少年の居所をつかめなくなり、支援も届かなくなりました。

 そして、その日が来ます。
2014年3月。17歳になった少年は母親に命じられ、川口市の祖父母の家に。

 「もう戻れないからね、本当に出来るんだよねと、何回も何回も(母に)言われました。
お金、お金、お金、そう考えていました」(少年が記者に宛てた手紙)

 借金を断られると、少年は包丁で祖父母を刺して殺害。現金8万円を奪いました。

 「地域社会が彼を支えきれなかった。大人社会の問題が非常に大きい」(フリースクールの責任者)

 一審、さいたま地裁は、犯行を思いとどまることは十分にできたとして、
去年、少年に懲役15年の判決を言い渡しました。

 しかし、少年と面会を重ねた専門家は、母親との特殊な関係性をもっと
重視すべきだといいます。

 「(母親が子どもに)お金をどこからか工面してくれることを依存していた。
少年はお母さんの期待に応えたい という気持ちが非常に強かった。

お金を持って来てあげれば、自分は母に見捨てられないことを信じることができる、
非常に強い共依存の関係にあった」(理化学研究所脳科学総合研究センター・黒田公美氏)

 母親の強い支配から抜け出せない特殊な心理状態だったというのです。

 少年側は、少年院で教育すべきだとして控訴。控訴審判決は今月4日、
東京高裁で言い渡されます。

 「お金は、母とをつなぐ鎖のようなもの。判決はどうでもいい。
でも、自分と同じような境遇の子がいたら救ってほしい」
(03日18:15)
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2015-09-05 16:00 : 生き方 :
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